萩尾望都『銀の三角』
ページ数はハヤカワ準拠(小学館、白泉社はカラーイラストナシ、マイナス2頁、紙の大きさにより印刷で点描がつぶれてしまっているのでハヤカワ版をお勧めする)。台詞やト書きは『』で表記する。キーワードは〈〉でくくる。
(カラーイラスト)
・ラグトーリンが琴を持っている。琴のヘッドに男の顔?
・マーリー2=エロキュスを囲む「銀の三角」の楽師たち。
・マーリー
(1-1)いのりのあさ
・9頁 『ラグトーリンの歌をお聞き』、以下、「銀の三角」の朝をラグトーリンが歌う。
・24頁 ラグトーリン『彼らは子供をつくったのよ その子供がわたしなの』 タカオ『じゃあおまえは遠い星から来たんだね?』『―遠い星―遠い時からね』『それはおまえの夢語だね?ラグトーリン』琴を鳴らすラグトーリン。
・ポイント〈遠い星〉〈遠い時〉〈おまえの夢語〉
(1-2)チグリスとユーフラテスの岸辺
・表紙は琴を持ったラグトーリンとパントー、背景は赤砂地の2つの月・勇夫と賢女?(2-3、p147)
・惑星トメイの首都でマーリー1がジェイフと落ち合い、エロキュス=ルルゴー・モアのコンサートへ。
彼女の〈歌〉で革命が勃発し、マーリーは彼女を船に乗せて最期を看取る。
・4年前、エロキュス=ルルゴー・モアは中央の星系の山中でラグトーリンと金の長い瞳の少年(パントー)を見た。『何だろう?〈夢〉なら何の意味があるのだろう?』
・38-39頁 エロキュス=ルルゴー・モア『誰もいない……呼んでも答えのないところで……目覚めた子供のようだった……みな 行ってしまって……とり残されたのだと』『こんなことは考えられる?わたしの祖先はむかしチグリスとユーフラテスの〈岸辺〉に住んでいたと』『ああ…もし…〈時空〉が……越えられるものならばね……』
・ポイント〈エロキュスは取り残された〉〈時空を越えられるものならばチグリスとユーフラテスの〈岸辺〉に帰りたい〉
・エロキュス=ルルゴー・モアの意識系列がコンピューターに保存される。40頁『眠ラセテ ワタシヲ 〈岸辺〉ヘ 〈カエシテ〉』
(1-3)ミューパントーの歌
・表紙はミューパントー
・マーリー1、ブール・3に会いに行く。
・46頁、ブールたちの発掘した銀の三角の〈音楽〉の遺跡
・13年前、ラグトーリンがブール・マンを訪れてきて『闇の中に金色の瞳をもつ人に出会わなかったか 虹彩が光に針となる』と尋ね、古い古い音楽を歌った。
・しかし現在そんな瞳をもつ人種はいない。
・ポイント 50頁中段、ラグトーリンとパントーの絵が点描で描かれている
・「銀の三角」についての記録『闇につつまれた星は光と共に消えた と伝えられる』
・ヴェラ・ガンマ星系の最終戦争にまきこまれた惑星「銀の三角」に長い金虹彩の瞳の、〈音楽〉と未来を知る種族がいた。この種族は狩り出され、その先で皆一代きりで死んだ。銀の三角の星が消えてから、種族の断絶は止められなかった。
・最期の一人がミューパントー(遺伝的にXY(ヘテロ)=男)、この闇の一族のためにあてがわれた惑星の保護地区に住んでいた。
・ポイント 54-55頁、歌う「銀の三角」の人々とミューパントー
・ヴェラ・ガンマ星系が息絶えたのは三万年前
(1-4)ラグトーリン迷路
・表紙はラグトーリン
・中央の青耳太陽系のマーリーの家。
・ヴェラ・ガンマ星系は帆座Xのスーパー・ノヴァの残骸であるガム星雲として残り、そのわずかの星々でブールたちが発掘をしている。
・ポイント 61頁 マーリー1『ではなぜラグトーリンは銀の三角をさがしている…?』
・マーリー宅近くには水蛇「銀星流」が住んでいる。
・ポイント 63頁、マーリー1はエロキュス=ルルゴー・モアの〈音楽〉を聞いてから半年間ラグトーリンを探し続けている。。マーリー1『ラグトーリン 探してみる 幻ではない では必ず見つけられる』
・赤砂地の星に行くマーリー1、ステーションでジェイフとすれ違う。マーリー1はエロキュス=ルルゴー・モアの琴を持っている。
・赤砂地の王リザリゾに長い瞳の赤子が生まれる。
・72頁はラグトーリンとパントー?
(1-5)風 水 時の流れ
・表紙は銀星流とラグトーリン?
・予言者ペシャ、王に追放される。
・ポイント 75頁 ペシャ『あの王子には…守護神がついておりますわ 黒い髪の……』→82頁でマーリー1が『黒い髪の守護神』。
・ペシャがマーリー1に会えと言ったはずの音(オン)の老サがもう死んでいた
・4年前にマーリーがラグトーリンを探しに来たと老人は言うが、マーリー1にその記憶はない。
・20日前にラグトーリンが琴を携えて都に現れ、タカオと共に今は住んでいる。→(1-1)
・タカオ、マーリーの訪れをラグトーリンに知らせに行くと、ラグトーリンは『あの子の夢』と共にいた。
・ポイント ラグトーリン、はじめてマーリーと出会う。
・ポイント ラグトーリン、エロキュスを知らないと言う。
・ポイント ラグトーリン、エロキュスが見た瞳の長い少年というマーリー1に対して『…ミューパントー…?』と応える。
・ラグトーリンがマーリー1の持ってきたエロキュスの琴を弾くとそれが爆発する。
・時間が遡られ(?)爆発前に戻る。マーリー1、ラグトーリンを撃つがわずかに逸れる。
(1-6)消失と再生
・表紙はマーリー1とラグトーリン
・ラグトーリン、マーリー1を髪の毛で殺す。
・ラグトーリン、タカオのもとを去る(時空間を越えた?)
・中央でチェッカーがマーリー1の死を確認、マーリー2の再生申請をする。
(2-1)マーリー・2
表紙は再生しつつあるマーリー2の夢?
・マーリー2にマーリー1とエロキュス=ルルゴー・モアの記憶が注入される。
・エロキュス=ルルゴー・モアの遺体を送ってきたのは1年前のマーリー1
・チェッカー、記憶喪失のマーリー2に「彼はフリーライターだった」と言う。
・118頁中段、エロキュス=ルルゴー・モアが肌や髪を変える前の姿?
・ポイント マーリー2『なんだか とりのこされた こどものように 心細いのだ』
(2-2)安定指数セクション
・表紙は琴を持ったラグトーリンとマーリー
・ジェイフ、青耳のマーリー宅へ。
・ジェイフ、チェッカーと会う。
・300年前に滅んだ惑星サーザの生き残りがマーリー1
・マーリーには予知能力がある
・マーリー宅の銀星流と一緒にラグトーリンが泳いでいる。
・ジェイフ、帰路、マーリー1がエロキュスを殺したのかと考え始める。
・ラグトーリン、マーリー2に『あなたは時空人なのね』『あのときわたしは時空的には四年後の村にいたのにあなたは〈時間をこえて〉来たんだわ』
・ポイント 『もういちどさがしにきて こんどは殺さないわ』
(2-3)影
・表紙は赤砂地の貴族の女性(影ばらいの印(149頁)をしている)
・マーリー2、赤砂地の城主ガルガに会う。
・88日前にマーリーは赤砂地に来た。
・ポイント マーリー2、〈ラグトーリンに会いに〉〈高原(タカハラ)〉に行く。152頁、高原の大樹(おそらく蛍木)の絵。
(2-4)高原幻想
・表紙は高原の舞い
・(1-3)で死んでいた音の老サが生きている。
・ポイント 156-160頁 マーリー2の見たミューパントーの〈夢〉
・マーリー2、老ペシャの所へ。誰もラグトーリンを知らない。
・老ペシャには王子の「守護神」であるラグトーリンが見えている。
・ポイント 165頁 ラグトーリン『さて マーリーを加えた場合のバリエーションその一』
・167頁 (おそらくラグトーリン)『引受けてマーリー!』 刃を突き立てられるパントーのイメージ
・マーリー2、王子を抱えて宙港へ
(2-5)バリエーション
・表紙はラグトーリン?パントー?
・マーリー2の予知能力を重ねても逃げ場が見つからない。
・マーリー2、ラグトーリンと初めて会う
・ポイント 184頁 マーリー2『あなたは誰だ』
(2-6)歪んだモザイク
・ポイント 表紙はラグトーリンとマーリー2のキスシーン
・ポイント 186-187頁 ラグトーリンとマーリー2のキスシーン〈音〉〈音楽〉〈無音〉〈すべての始まり〉〈波〉
・ポイント 188頁 マーリー2『あなたは誰なんだ……?』
・ポイント 188頁 ラグトーリン『〈夢〉のようなものだろう』
・マーリーは時空人だった。〈時の夢〉
・ラグトーリンと共にマーリー2が「15年後、リザリゾ王にパントーが殺されるシーン」を見る
・ポイント 194頁 ラグトーリン『〈夢〉はすべて起こりうるもの!』
・ラグトーリンの目的はル・パントーがリザリゾ王に殺される時に発する異形音で〈時空〉の結晶が歪むのを阻止すること→cf.萩尾望都『モザイク・ラセン』
・ポイント マーリー2『あなたは つまり じゃ 遠い未来から? 歪んだ未来から? 歪みのもとを正しにきたというわけか?』→ラグトーリンは返答しない。(1-1)参照。
(3-1)交錯
・表紙は一人の女と二人の男(誰だ?)、その上に伸ばされた手が鈴のついた輪の楽器を持っている(?)。
・ポイント ラグトーリン『あなたは〈音楽〉を知っている』
・ラグトーリン『もうひとつの名前は?』『あなたの名前は?』
・マーリー2、誰もいないガルガ城主の城へ。パントーの〈夢〉がいる。
・マーリー2と出会ってから1年と1ヶ月後、ジェイフ青耳へ。マーリー2は既に赤砂地で行方不明に。
・207頁 ポイント マーリー1がエロキュス=ルルゴー・モアを殺した時の記憶(1-2)…のはずだが?207-208頁で〈この歌は〉〈美しいでしょう〉が目覚めの前後で繰り返される。
・マーリー3 復活する。
・マーリー宅から銀星流がいなくなる
・ジェイフ、マーリー1がエロキュス=ルルゴー・モアを殺したことを知り、マーリー3に銃を向ける。
(3-2)糸をほぐす名前
・表紙は琴を構えるラグトーリン。琴のヘッドの男の顔を眺めている?
・マーリー3とジェイフの対決の中の『エロキュス』という単語によりマーリー2=エロキュスがマーリー1が熱弾をしかけた琴を持って現れ、琴が爆発?
・琴は爆発しなかった。ラグトーリンとマーリー3が初めて出会う。
・ポイント ラグトーリン『やっとのことでエロキュスを手に入れたというのに』、この時、ラグトーリンがマーリー3を救い出しているような絵の構図。
・ポイント 「今」いるル・パントーは銀の三角の種族ではない。
・ポイント ラグトーリン『パントーは声をもたない 耳を持たない 目をもたない』『彼を縛り付けている〈運命の糸〉』
・マーリー2、「マーリー」という名を忘れる。ポイント マーリー2『もうひとつの名前を忘れて しま 思い出したらパントーを救えるのに』
・マーリー2、王の慰みものになる。
・ポイント ラグトーリン(マーリー2について)『じっさいどこにでも出入りができる さっきのように 名前に引かれてあなたの家へも』
・ラグトーリンがマーリー2への二重記憶の注入をした。
・ポイント ラグトーリン『マーリー あなたがこの琴をもってをもってわたしを訪ねてくるまでは わたしはあなたの存在もエロキュスのことも知らなかった』
・ラグトーリンは〈運命の糸〉のほつれめをさがしてパントーが4歳の時にいたら、マーリー1は4年の〈時空〉をこえてやってきた(つまり、マーリー1はパントー誕生に立ち会ったあと、4年後に飛んでラグトーリンに会った)
・マーリー1のエロキュスの話を聞いてラグトーリンはエロキュスを探しにでかけた。
・ポイント ラグトーリンは七千年以上昔の地球でエロキュス(彼女)を見つけた。そして彼女を強引にこの時代に転生させ、〈彼女の回帰願望〉をパントーの〈運命の糸〉をほぐす力にしようとした。彼女を目覚めさせるには〈一節の音楽〉を聞かせればいい。
・ポイント マーリー2『わたしの名はエロキュスというんだ 琴をどこかで手に入れたら わたしの〈歌〉を聞かせてあげよう わたしは〈とおいところ〉で生まれたのだ』
・ラグトーリン『〈その音楽〉を耳にすれば 彼女は必ず赤砂地までたどりつくはずだった』、マーリーがエロキュスを殺しさえしなければ。
(3-3)異郷
・表紙は上を見るマーリーに手をのばすラグトーリン、背景に古い街並み(3-4での惑星プロメか?)。
・ポイント 『〈何度やりなおしても〉 あなたはトメイでエロキュスと会いこれを殺してしまう』惑星サーザを滅ぼしたのもラグトーリンだったが、マーリーは生き残ってしまった。
・ポイント ラグトーリン『住民のみならず地衣類も微生物もトカゲ類も含めてすべて思考する魂の声をわたしは聞く 星々の間を響き続けてゆくのを』
・ラグトーリンがマーリー2にエロキュスの記憶を入れ、エロキュスを手に入れた。
・マーリーを消すためにラグトーリンは青耳を壊滅させるつもり。
・ポイント 236-237頁 ラグトーリン『わたし?わたしではない』『わたしかもしれない』『あなたにしてもなかなかわたしの自由にならない』『わたしが何者かって? さあ わたしの奥になにがあるのか わたしにもよくはわからない』
・ポイント ラグトーリン『マーリー 逃げるの?』手を差し伸べる?髪でとらえようとする?ラグトーリンから逃げるマーリー3。
・マーリー3とジェイフ、時空を移動する。
・246頁 (1-3)でブールが発掘したレリーフがある。
・マーリー3とジェイフ、「ディディン」と出会う。
(3-4)空白の岸辺
・表紙はディディン
・ブールのレリーフを発見するマーリー3。マーリー3とジェイフはラグトーリンによって3万年前のノヴァ以前のヴェラ・ガンマ星系惑星プロメに飛ばされていた。
・ディディンがミューパントーらしい。ディディンは太陽から遠い惑星をもらう約束をしている。(1-3)の話と符合する。
(3-5)夢籠
・表紙はマーリー2=エロキュスとパントー
・(ラグトーリンとマーリー2が共に王がパントーを殺すのを見た時間(2-6)からして)マーリー2=エロキュスが捕らえられてから十五年後より前あたり、マーリー2=エロキュスは王の姫の前に現れたことから怒りを買い、打ち捨てられる。
・タカオ、パントーの〈夢〉に誘われてマーリー2=エロキュスを拾い、家へ運ぶ。
・エロキュス=ルルゴー・モアからマーリー1が引き取ってラグトーリン殺害用に使った琴をタカオがマーリー2=エロキュスに手渡す。熱弾がしかけられていた弦は全て切れていた。
・ポイント マーリー2=エロキュス『ラグトーリンの〈夢〉の〈歌〉 わたしも聞いたかもしれない どこかで どこかで どこで?』『パントー 〈夢〉でなくおまえをつれて〈川辺〉に〈帰れたら〉いい』
・マーリー3、ディディン=ミューパントーのハープの弦が切れる予知〈夢〉で目覚める。
・惑星プロメを海賊が襲う。
(3-6)ノヴァ
・表紙はマーリー2=エロキュスの背景にエロキュス=ルルゴー・モア?、あるいは「最初の」エロキュス?パントー?
・ディディン=ミューパントー、海賊に殺されるが、意識が消えてない彼の体をマーリー3とジェイフは「闇の星」へと運ぶ。
・マーリー2=エロキュス、琴でパントーの〈夢〉に〈音楽〉を聞かせている。
・ポイント 289頁 最下段、ラグトーリン『サテ コノカタチガ ウマクアワナカッタラ』
・マーリー3たち、闇の星にたどり着く。そこに帆座Xのノヴァの光が届く。
・ポイント マーリー3、死にいくディディン=ミューパントーに〈エロキュスが歌っていた歌〉を歌う。
・ポイント マーリー2=エロキュス、蛍木の森へ。マーリー2=エロキュス『〈う…た・・・〉? 思い出した ラグトーリンが山の上でパントーの〈夢〉に〈歌っていた〉』
・マーリー2=エロキュスの蛍木の森とマーリー3たちの闇の星が重なる。マーリー2=エロキュスを見たマーリー3、銃を抜く。
・ポイント 『〈夢〉も〈歌〉を覚えた 耳をそばだてておくれ』誰の言葉?
(3-7)夢狩りの夕べ
・表紙は琴を持ったラグトーリン。琴ではなく、下を見ている。(3-2)の表紙と比較せよ。
・ポイント リザリゾ王がパントーを殺すのと、マーリー2=エロキュスが〈歌〉を思い出すのと、〈岸辺〉の記憶と、マーリー3がマーリー2=エロキュスを射殺するのが(1-1)の音楽をバックに全て重なり会う。マーリー2=エロキュス『〈うた〉 知っているこの〈うた〉 パントーをつれて 〈岸辺〉へ〈かえれる〉』
・ポイント 300-301頁 パントーが殺される→〈時空〉が歪む→マーリー2=エロキュスが〈歌う〉→パントーの瞳が光る→〈岸辺〉が見える→マーリ-3『なんだ?この感覚 足もとがないような しかし〈音〉は聞こえる』
・ポイント 301-304頁 闇の中のマーリー3とマーリー2=エロキュスの遺体を囲む楽師たちが、マーリー2=エロキュスの遺体の中に入っていく。
・ポイント パントーがエロキュスを〈川辺〉に送った。パントーはもういない。ラグトーリン『銀の三角という星はなかった なにもない わたしはきれいにとりのぞいた』
・ポイント 303-309頁 〈夢〉〈歌〉 ラグトーリン『〈夢〉を狩るのがわたしの仕事だったけど』『すべてあなたが食べてしまった』『あなたは消え去った〈夢〉の結晶体として この〈夢〉をわすれぬかぎり 存在するだろう この〈時空〉に 永久に』
・ラグトーリン、マーリー3たちを青耳に帰す。
・ポイント ラグトーリン『あれは不安な〈夢〉 育たない〈夢〉 わたしが食べるはずだった でも まあいい』
・ポイント マーリー3『あなたはどこに行くんだ』ラグトーリン『どこへもいかない』見つめ合う二人。
・ポイント 『感じ病みやすい この空間が 美しく狂いだすまで わたしもしばし〈夢〉狩りの不安な〈歌〉を歌い続けよう』これは誰の言葉?ラグトーリン?マーリー3?エロキュス?
・ポイント 一回も出てこない単語〈恋〉、そしてこのマンガは「少女マンガ」である。